どんなに美しい楽器であっても
楽器は鑑賞のためではなく、 音を奏でるために作られてます。
演奏者は毎日のように、練習して練習して。
その間には色々な傷みや、事故もあり、それは避けようの無いものです。
問題が起きた時、
どのような修理・メンテナンスを受けるかはとても大きな問題です。
良質な修理を施せば、また未来に繋いで行ける。
これも弦楽器の魅力のひとつです。
今も第一線で演奏されている300年前に作られた名器たち。
300年もの間、多くの演奏家と、楽器職人によって守られて来たことを物語っています。
響きを取り戻し、
美観を損ねず、
また永く安心して弾いていける。
そのために、楽器一台一台に対して様々な手法を用いて直していきます。